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高齢な父の入院〜療養病棟8人待ちなのに転院!

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こちらのつづきです
>>父の転院、説得は無理なのか〜心がボロボロです

90歳の父が緊急入院しましたが、早い処置のおかげで安定しています。
そうなると救急病院に長くはいられないのです。

入院した翌日には病院のソーシャルワーカーから、退院後にどうするか?って事を聞かれて慌ててしまいました。

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高齢者は救急病院に長くいられない、翌日からプレッシャー

在宅介護をするのか、転院するのか、施設に入るのかを、入院中に段取らなければなりません。

姉とソーシャルワーカーさんに紹介された病院を3カ所まわり、1番良いと思った病院は8人も待っているそうです。

老人を受け入れる病院は費用や設備などの差があるので、やはり良い印象のところは待機人数が多いのでしょう。

少なくとも1ヶ月先でないとベッドが空かないという説明でした。

なのでもう1ヶ月は元の病院に入院していられるはず・・と思っていたのです。

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救命後は早く転院してほしい

ところが希望する病院が空くまでの間、別の病院に転院する事になってしまいました。

(いつまでも救急病院にいたら申し訳ない)という姉の真面目さもあり、ソーシャルワーカーさんへのお返事をこんな感じでしてしまったのです。

ソーシャルさん「見学して良かった所はありましたか?」

「◯◯病院はないですが、◯◯病院は1番良かった。他のもう1カ所もなかなか良かったです」

えぇーー!何で!って感じです。

見学後に2人で相談して1番良かった所だけ言えば良かったのに・・

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ソーシャルワーカーさんがあっという間に転院の段取り

その返事をしたとたん転院しなくてはならない状況になりました。

再びソーシャルワーカーさんからの電話。

「◯日に転院が決まりました。介護タクシーの手配もこちらでしますので8時までに病院に来られますか?」

◯◯病院は8人待ちなので、◯◯病院に転院してそちらの空き待ちをしてください」

父は入院して1ヶ月。
急変の危険もあり第1希望の病院が空くまでいさせてくれれば良いのに!

しかしこれ、私の認識不足だったんですね。

高齢者の緊急入院の場合、入院7日以内で転院される方が多いそうです。

90日ルールという言葉があります。
「国から病院に支払われる医療報酬が90日間で終了する」ことだそうです。

長く患者を入院させることは病院の経営に響くのですね。

一旦命が助かったら、やはり救急病院は出なくてはならない流れなんです。

日本は今こんなことになっておりました。

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当日は父が騒ぎながら移動という最悪

前もって父に説明はしたものの、当日は父が騒ぎながらの転院でした。

せん妄が抜けてやっと落ち着いた父なのに、この日の悪態には姉と2人、心底やられてしまいました。

家に連れて帰れません・・でも父を捨ててるんじゃない。
しかし父の罵声はやみません。

自分を拉致してこんな所に入れて!
おまえら警察につかまるぞ!
ふざけんじゃねぇ!訴えてやる!
家に帰りたい!家に帰りたい!

転院3日目に父に1冊のノートを渡しました。

入院3日目。
面会した父は毒が抜けたように静かでした。

でも私達姉妹は父の毒にすっかりやられてしまいました。
父の言葉は病が言ってる事なのか本心なのか苦しみます。

これ親が言うの?墓場に持っていけ・・と思った。
実家は元々、温かい家庭ではありません。

この日、父にノートを渡しました。

父が入院してから姉とやってきたことを綴ったものです。

最後の数ページには家で介護できないか、やっぱり無理、など試行錯誤を繰り返したメモもあります。

父へのノート

父に見せようと思って書いた物でないし、少しショックかも知れないけれどこれ丸ごと渡しました。

実家で父の介護をするのは不可能です。
でも親を捨てるんじゃないことを解ってほしかったから。

転院12日めに8人待ちの病院に入れる連絡がきた

驚く事にまた転院します。

1ヶ月先と言われていた8人待ちが12日目にやってきました。

なにこれ。喜んで良いのか何かわかりません。

その前にまた父に説明。いやだなぁ。
また一波乱起きないと良いのですが、とても不安です。

今日の父はどんな感じでしょう。
転院の話を理解してくれると良いです。

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つづきはこちらです
>>90歳の父は無事に転院〜介護タクシーのこと

父が入院してからの流れを書いています。
よろしかったらこちらもどうぞ
>>独り暮らしで高齢な父が入院した後にしてきた事

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