老後資金の消耗スピードが全く違う父と姉
老後資金って一体いくらあれば安心なんでしょう。
私はいくら計算しても安心できず、貯金が減らないように努めることで心が落ち着きます。
老後にかかる費用って人それぞれで想像しにくいですよね。
私の父と姉の場合を書いてみました。
父〜医療保険の自己負担1割で非課税世帯
高齢で独り暮らしだった父は、10日間の入院で90万の医療費がかかったことがあります。
10日間で90万ってすごいですよね!
でもこれはそのまま請求されるわけではありません。
父の後期高齢者医療保険の自己負担は1割だったので、請求額は9万円。しかも高額医療制度の限度額を超える分は減額されます。
父は非課税世帯だったので、高額医療制度の限度額は月24,600円ほどで、その他に自治体からは「おむつ代」や「食事代」の補助も受けられました。
※自治体により補助内容は違います。
それから、
持ち家に独り暮らしでしたので、入所後は家賃や生活費はかからず、光熱費の基本料金とNHK受信料、固定資産税が必要なだけでした。
月12万円ほどの年金で病院や施設への支払いを、ほぼ賄えたのです。
当時の状況で(これなら何とかなりそうだ!)と思えました。
家賃がなく、非課税世帯だったので老後資金の消耗を抑えられたのです。
姉〜医療保険の自己負担3割で年金額が潤沢
ここからは姉家の話になります。
姉夫婦は後期高齢者医療保険の自己負担が3割なんですって。
これは現役並みの自己負担率です。
75才以上の後期高齢者の70%が自己負担率1割というので、やっぱり姉家はリッチな層なのだと思います。
経済的に潤沢なのは喜ばしいことですが、これは企業年金を退職金として一括で受け取らず、年金で受け取った結果と思われます。
退職時には総額がお得になるという説明だったらしいのですが、そのことが保険料や税金などに反映されるとは思っていなかったみたいなんです。
最近姉が入院することになり、自宅介護だった義兄は施設に一時入所しました。
住まいが賃貸なので、家賃と介護施設の費用だけで30万以上になり、医療費や介護施設で受けるサービス等を入れると月々50万を要するそうです。
急だったことと、義兄の要介護認定が公共施設に入所できる基準に達しておらず民間施設へ入所しました。
怖いのはこれがいつまで続くのか解らないことです。
思いのほか長生きしちゃったらどうしよう・・
自分の老後資金を確認すると、そんなことばかり考えてしまいます。
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