ひとの営みも捨てる時は一瞬と思い知る

隣のドナ子家の解体工事が始まりました。

それまでの営みをすべて捨て去るかの様な丸投げ感。
すっごい量の廃棄物でした。
新しい家では家具を造り付けにするのかなぁ。

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家の前にトラック２台が、危ないほどの山盛り状態です。
ドアなどの建具で荷台の周囲に壁をつくり、その中にガラを積みあげていました。

そのままの形ではいくらも積めないので、中で壊している様です。
トラックの荷台はロープが緩んだら大惨事じゃない？っていう膨らみ様で、脇を通るのも怖いです。

それが２日ほど続きました。

私も実家の片付けを思い出しましたが、
コンテナ型のトラックが５台来て、家を空っぽにするまで５時間でした。

実家は戻る主のいない空き屋で、致し方なく処分業者に依頼したのです。
その業者さんは古物として売れる物は売るので、家具や鉄などを分別しながらの作業でした。

でも解体屋さんの作業は、全く違うんですね。
いきなり全部を砕き産業廃棄物になりました。

ドナ子家の前を通り、そんな光景を見ると、よその家のことながらため息が出ました。
ひとの営みも、捨てる時は一瞬だと思い知りました。

この後はいよいよ重機でバリバリ壊すのだろうか。

お正月は突然隣の家がなくて、息子達も驚くことでしょう。

家が建ち上げるまでドナ子母子がいないって正直嬉しい。
すがすがしいお正月を迎えられそうです。

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