こちらのつづきです
>>看取りはない回復してきたから転院か施設か自宅へ帰れってさ!
父は回復してきたから退院してくださいという件で病院に呼ばれました。
(実家のみかんが1個だけ実り、母の仏壇に供えてから姉と食べたら甘かった)
1週間前の医者の説明は「(看取りまで)私やります」でしたが、その話が無かったかの様に「急に良くなりましたので退院になります」ですって。
食欲はじめ運動機能がこの1週間で本当に向上しているのは確かです。
でも上がったり下がったりする状態の、上がってる時期なのだと思います。
病院側はこの時期をのがさず、退院の運びにしたいのでしょう。
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こんなグレ表現になりました
医者への交渉はもう無駄と感じています。
この医者のことを調べたら、経歴や実績や考え方など良い医者だなぁと思えました。
だから「(看取りまで)私やります」というのは本心で口がすべっちゃったのだと思います。
だけど父みたいな高齢者の看取りをやっていたら、病院が老人ホームみたいになるし、患者が長く入院するほど病院の収入が減るしくみもあり、病院経営が成り立たないのでしょう。
医者のせいでない事は理解しています。
一般庶民が騒いでもどうにもならんわ。
外見はしっかり、でも心はグレる私です。
そして私のグレはこんな表現になる。
私「回復ですか!それは良かった!ありがとうございます!」
更に
「生命の神秘と言うか奇跡でしょうか!」
何とクサいせりふ・・これちょっと恥ずかしい。
先生が困っちゃった感じです。
沈黙の後、医者は運動能力を点数に置き換えたデータを見せました。
医者「飲み込みが良くなったので運動能力全体の評価が7点になってます。今は点滴もなにもしていません」
私「それはすごい!命ってまったく不思議ですよねえ!」
「みなさんのおかげです!」
え〜!この前先生なんて言ったのさぁ、看取りまで居させてくれるような事言ったじゃないよぉ・・という話は一切封印。
周りにいる看護師も医者も誰も何も言わず見守っております。
たぶんクレーム的なお話が始まっちゃった時の応援でこの場に来てると思うんですよ。
(お互い時間の無駄はやめましょう)
私「今後の事はソーシャルワーカーさんに相談すればよろしいですか?!」
医者「そうですね」
私「本当にありがとうございました!」
どこまでも医者や病院に感謝・・を演じる内心グレた私なのでした。
この辺で姉が私の上着の裾を引っ張りました。
(いつもこれで私を止めるんだ)
こんなだから医者との面談は5分程度で終えました。
この後リハビリスタッフやソーシャルワーカーとの面談場所へ移動しました。
前回と同様です。
私にとってはこちらが重要。
どういう話にもって行くか対策してあるのです。
つづく
>>病院側が100%納得した在宅介護が無理な理由
父のお話をまとめています
>>独り暮らしで高齢な父が入院した後のできごと
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