仙台旅行記を書いています。
仙台駅から観光バスるーぷるに乗り仙台城跡にきました。
こちらのつづきです
>>循環観光バスるーぷる仙台に乗る~GWの混雑すごかった!
「仙台城」は別名「青葉城」と呼ばれていますが、以下、仙台城とだけ記します。
仙台城は伊達政宗公が築いた山城です
城跡まで上がると、すごく良い眺め!
写真は断崖のある広瀬川の見える南側です。
ここに伊達政宗公が天然の地形を利用して作った難攻不落の山城がありました。
戊辰戦争でも落ちなかったこのお城は、現在は何も残っていません。
明治4年に大日本帝国陸軍が駐屯した折りに仙台城本丸が破壊され、石や木が材料として使われたそうです。
今ならば重要文化財にでもなりそうな建造物をもったいないことですよね。
近くのテントにボランティアの方がお揃いのジャンパーを着て4〜5名いらっしゃいました。
興味深そうに見ていたら「ご案内しましょうか?」と声をかけられ、お願いする事にしました。
そのボランティアさんは60代かなぁと思える男性で、時間は気にしなくて大丈夫と言うと40分位かけて案内してくださるそうです。
この方に説明を受けて本当に面白かったです!
活動内容はこちらでどうぞ
>>NPO法人仙台城ガイドボランティア会のHPへ
仙台城の立地と石垣がまず凄い
仙台城は山の上にあり、東は断崖、西は山林、南側は渓谷が囲んでいて、とにかく攻めにくい立地です。
なので北側だけを石垣にすれば良かったんですね。
この高さ凄いですよ!
関係者がお城に行くのも大変だったのでは?と思ってしまいました。
石垣がどういう風になっているのか解る展示があり興味深く拝見しました。
中の方には細かい石も使われているのですね。
城はないけれど跡地に立って間取りを体感できる
本丸跡の北側にあった大広間は、藩の政治や儀式を行う場です。
大きな鳳凰の絵が飾られた前に伊達政宗公が座り、威厳を放っていたのかも知れません。
この鳳凰の絵「仙台城本丸大広間障壁画鳳凰図」は
すぐ横にある「仙台城見聞館」で実物大レプリカを見ることができます。
年中無休9:00~17:00で入館料無料。
ボランティアさんには、図面から復元した仙台城のCG画像を見せてもらいました。
城の遺構には、縁側と畳敷きの場所が色で区別されていて、内部を想像しやすい工夫がされていました。
広さを体感しつつCGで見た本丸を想像するとこれがなかなか面白い。
ボランティアさんに案内をお願いしなかったら、こんなに楽しむ事は出来なかったと思います。
さて奥に見える伊達政宗像の前に向かいますと、何やら大勢集まっていました。
おもてなし武将隊がいた!
すごい〜!
踊ってポーズも決まりカッコ良いです。
左が「支倉常長」はせくらつねながさん。
右は「片倉小十郎影綱」かたくらこじゅうろうかげつなさん。
タイムスリップして仙台城付近でおもてなしをしてくださいます。
くわしくはこちら
>>おもてなし武将隊「伊達武将隊」
ボランティアさんはこの方達の活動を長く見守ってこられたのでしょうか。
「左のあの子は最近いつも来てるなぁ」
支倉常長さんを愛情たっぷりであの子呼ばわりしていました(笑)
ボランティアさんに勧められて、おもてなし武将隊と一緒に写真を撮ってもらいました。
わたし「姫」とか呼ばれてちょっと良い気分。
ダンナは「どちらからですか」と支倉常長さんに聞かれて
「江戸です」だって。ぷっ。
ですが・・支倉常長さんって誰?
仙台城跡には、まだ見どころがあり、そちらを見たらこの方の事がよく解りました。
その事はまた今度♪
>>おもてなし武将隊「支倉常長」って誰?
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>>東北〜花巻,仙台旅行記
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