実家を売却するまでの体験談です
姉と2人で築35年の実家を相続し、売却するまでの体験談です。
姉と2人で1年間、時々窓を開けて空気を入れ替え、庭の枝を切り、片付けを進めてきましたが、住人のいなくなった家は朽ちてゆくばかりです。
最初は実家を何とか残せないかなぁと葛藤もありましたが、親への思いも胸の中に片付けながら売却まで頑張りました。
これまでの流れ
2019年2月〜実家の相続登記をした
独り暮らしだった高齢な父が亡くなった翌月に姉と2人で実家を相続しました。
>>実家の相続登記の件で司法書士さんに会った〜登記の書き換え費用(手数料)はいくら?
姉と片付け、要る物は持ち帰る
姉とゴミ出しの分別作業を進める。
>>空き屋になった実家の片付けや処分どうしたら進むの
2019年5月〜実家を姉から買えないかと悩む
姉と半分ずつ相続した実家を譲ってもらえないかと算段しました。
不動産の価値を知るにはこういったサイトが便利です
>>不動産の査定や家の解体費用がわかるサイト
結局資金不足で諦めましたが、ジタバタするうちに心も落ち着いてきたのです。
2019年8月〜姉から実家売却のバトンを託される
姉夫婦の健康上の都合で、実家売却の件は私に任せるという運びになりました。
>>姉夫婦の状況が急に変わり心配です、実家の空き屋処分は私がやる
姉とは足並みが揃わない事もあり、一気に片付けるチャンスかも。
2019年9月〜不動産仲介業者を見つける
仲介契約しても良いかも?という業者さんに出会いました。
>>相続した実家を売却します〜仲介契約する不動産会社を決めた理由
2019年10月〜残置物処理の見積もりと家屋調査
不動産仲介担当者の提案はまずは古家として売却してみることでした。
>>築35年の実家を古家のままで売るって無茶としか思えない!
そこで残置物を撤去する業者の見積もりや、専門家による家屋調査を依頼しました。
家屋調査の結果は悪くてガッカリ!
中古住宅で売った後のトラブルに使える瑕疵保険には入れそうもありません。
>>「耐震基準適合証明書」をもらえなかった理由
>>「瑕疵保険の加入」も家屋調査で無理と判る
2019年11月上旬〜業者による残置物の撤去処分をした
不動産売買のポータルサイト(スーモ他)に掲載するため、業者による残置物撤去処分をしてから、仲介担当者が写真撮影をします。
1週間前に近隣挨拶をしました。
>>実家の残置物撤去って近隣に挨拶した方が良いの?
当日のリポートはこちらです
>>(前編)実家の布団・電化製品・家具など残置物を撤去処分した!
2019年11月中旬〜売却情報が不動産ポータルサイトに載った
とうとう売却をスタートしました。
しかしこれからというタイミングで担当者が異動になってしまい、別の営業さんに引き継がれました。
2020年1月〜購入希望者が現れたがうまくはいかない!
買いたい方が現れてビックリ!
売却スタート2ヶ月という早さで慌てました。
値段交渉をうけて着地点が決定。
契約日時が決まった!
↓
しかしまさかの当日の延期連絡で、
結局契約は流れてしまいました。
>>実家の売買契約がキャンセルされた
2020年2月〜仲介契約の更新をしなかった
契約が流れた時の仲介担当者の対応に不信感をいだき、仲介契約を切ってしまいました。
>>実家の売却で不動産仲介業者に選任媒介契約を更新しないと伝えた
どうしたら良いか悩みましたが、思い切って最初の担当者に電話したら飛んできてくれました。
2020年2月末〜売却活動を再開する
仲介担当者を代えて売却活動を再開できました。
>>再び実家の売却活動をスタートしました!
2020年3月〜コロナの影響で動きが止まる
新型コロナウイルスの流行で、売却活動が止まった。
>>実家売却はできるのか?新型コロナウイルスで今後どうしよう
2020年4月〜建築業者へ買取を打診してみた
新型コロナウイルスの流行で、緊急事態宣言が下され益々厳しい状況に。
建築業者への売却も視野にいれ打診してみたら最悪な値段!
>>新型コロナ時の実家売却で買い取り条件に泣く
業者への売却は断わりました。
2020年5月〜取引価格を下げて売却継続
5月下旬に急展開があり、現地案内が発生し期待がもてるかも。
>>中古住宅の取引なら解体費用は不要ですよね?
2020年6月〜売買契約した
急にトントン拍子で決まりました。
>>コロナ禍に空き屋の実家売却〜とうとう契約しました!
これで最後!まだあった実家の残置物を片付けました。
>>実家最後の片付け日のできごと〜姉激怒で無気力になる
2020年7月〜引き渡し決済が完了!
とうとう実家の引き渡し決済が完了しました。
>>実家売却(築35年中古住宅)の決済引き渡し日に必要なもの
実家売却で老後資金が増え親に感謝です。
実家売却は【完】となるも悩みは続く
コロナ禍に実家売却が完了しひとまずホッとしました。
今の悩みは親の遺産を、どうしたら良いのかということ。
遺産が入ったら気が大きくなって家族旅行の奢りなどをしているうちに、一文無しになっちゃったという記事を読み、他人事ではないと怖くなりました。
ブログで悩みを打ち明けコメントのアドバイスに救われています。
>>実家を売ったお金は夫や子どもに分けるべきか悩む
本当にいつも見守って頂き感謝しています。
それから姉には墓じまいを責められるんだけど、こちらは「自分はやる気なし」と伝えしばらく放置する覚悟です。
悩み多い60代のふだんの生活はこんな感じです♪
よろしかったらこちらもどうぞ
>>「二世帯同居問題」一覧
コメント
はじめまして。
「実家、売却」で検索してたどり着きました。
私も一人暮らしだった父を昨年亡くし、やっと空き家になった実家を売却しようと
不動産屋さんと連絡を取り始めたばかりです。
最初は「高齢で一人暮らしの父・実家」から、その後「実家じまい・相続」へ
時々「義妹」さんの話へ寄り道をしながらも(笑)
やっと売却されたところまで読み進み、あぁ、良かった!と他人事とは思えないくらい共感しました。
うちは築40年で、3000万控除を利用して譲渡税を0にするために更地にする必要があるのですが
でもその前の、ガラクタだらけの家の中の処分及び解体の事を考えたら頭が痛いです。
まあ、一人っ子なので好き勝手にできるのでその点は楽なのですが。
うちの父も我儘で自分勝手で好き放題で、最後は認知症で大変でした。
実家は地方の田舎のあまり便が良くないところで、コロナ禍の影響で
すぐに売れるかどうかわかりませんし、金額も安いと思いますが
ブログに書かれていることを参考にさせていただき頑張ります。
今後は「家計管理・お金」(特に老後資金)も拝読予定です。楽しみです!
突然のコメント失礼しました。
かてきんさんへ
こんにちは。はじめまして。
お父様のお見送りお疲れさまでした。
ご冥福をお祈りします。
実家売却は寂しさもあり、色々と葛藤があるかと思うのですが
台風がきた時などは、実家を気にしなくても良いし、
自分の暮らしが安心できるのが1番だと思えました。
私の50代後半からの体験談がお役に立つ部分があれば幸いです。
譲渡税はお父様が購入された時の金額より売却価格が高いと発生します。
更地にすると短期間で売りやすい一方、固定資産税が上がってしまうのがネックでした。
コロナ禍で逆に郊外を求める傾向もあるみたいです。
インフラが通っている田舎の土地って、
意外に価値があるみたいなので諦めずに頑張ってください!
(土地からだと水道電気を引くのに500万位かかるのだそうです)
たくさん読んで頂きありがとうございました。
お互い元気で頑張りましょう♪
まさに売却を早くしたいと思ったのが台風なんです。
この前の台風の時に実家の近くの方から
お宅雨戸閉まってないけど大丈夫?
窓が割れて中のものとか飛んだら周りの家も迷惑するし
と(言い方はやんわりでしたが)電話があり大汗
私は腰痛を発症していて、その上台風直前で交通機関も止まり始めたため
慌てて実家近くの親戚(鍵を持っている)に無理を言って閉めに行ってもらいました。
早く売ってスッキリしたいです。
お返事ありがとうございました。
かてきんさんへ
どうもです〜、やはりそんなことがありましたか!
空き屋をかかえると雨風台風・・とても気がかりですよね。
でも近所にご親戚がいらっしゃって良かったですね。
良い買い主さんが現れます様お祈りしています。
また何かありましたらお聞かせくださいね。
コメントありがとうございました。