こちらのつづきです
>>「アンダリゾート伊豆高原」朝食のリポート
息子に招待券Aチケットをもらい、
「アンダリゾート伊豆高原」に宿泊した翌日のお話です。
ホテルから車で15分程度の「野坂オートマタ美術館」に行きました。
ホームページはこちらです
>>「野坂オートマタ美術館」
オートマタとは西洋のからくり人形のことで、「野坂オートマタ美術館」には100年以上も前のオートマタが展示されていました。
美術館は桜並木に面しており、開花の時期には少し混むそうです。
この日は桜の開花には少し早い平日で、他には大学生と思われる男子グループ3名と、家族連れ1組しかおらずゆっくり見学ができました。
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「野坂オートマタ美術館」の外観はひなびていた
外観はひなびた印象です。大丈夫かしら・・・
こういった美術館のメンテナンスって、大金持ちのスポンサーとかいないと大変ですよね。
だれか助けてやって!という思いを抱きつつ中に入りました。
でも自動ドアが開いたら、中は充実感いっぱいの空間で決してショボくはありません。
やっぱり本物は凄い!と私達は楽しめたのですが、後から来たご家族には不評だった様子・・・
お人形のリアル感が小さいお子さんには少し怖いかも知れないし、どこまで興味を持って見るかで賛否が別れそうな場所ではあります。
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大きな像のオートマタがお出迎え
自動ドアが開いたら、大人の背丈より大きなオートマタがありました。
像の頭に象使いが乗っています。
係の方がタイミングを見計らって動かしている様です。
帰りに動いているところが見られました。
左手が順路。
そちらにオートマタの実演時間がありチェックです!
この日は11時、14時半、16時でした。
展示物は古くケースに入っていて、ドレスの繊維もボロボロ。
でもこれ、きっとすご〜く高貴な方の持ち物だったのでしょうね。
と言うのも、昔は時計職人が貴族に依頼されてオートマタを作っていたそうなのです。
このお人形も触ることはできずケース入りですが、髪とかドレスの作りなどじっくり観察しました。
こまかいわぁ!
動きは部屋のモニターにエンドレスで流れています。
先に居た大学生グループは、やはりこういった機械系の専攻の方々でしょうか。
「おぉ!腕も半分ひねるのかっ!」などと
モニターを見てすっごく盛り上がっていましたよ。
反対側には等身大のオートマタがあり、やや不気味。
館内は撮影できますが、実演コーナーは撮影禁止とのことでした。
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ミッシェル・ベルトラン氏の作品が展示してある
「野坂オートマタ美術館」にはアンティークな作品の他に、「最後の巨匠」と呼ばれるミッシェル・ベルトラン氏(1999年没)の作品も数多く展示されています。
彼の工房が再現されているコーナーがありました。
足や腕がぶら下がっています!
そして道具もすごい数。何をする道具かわからない物もありました。
仕掛けが見えるお人形があり、興味のある人にはたまらない。
でも子どもには少し恐怖かも・・
後ろの棚には頭部や腕などがいっぱい入っているのです〜!
夜になったら動き出すのでは?と思わせるリアルな表情です。
オートマタ1体1体は結構大きいです。
ユーモラスというよりやや叙情的なものが多く大人な世界。
人形としてのレベルが高いので、動かなくても見ごたえがありました。
実演は楽しかった!当たると記念品があるクイズも
このあと4体の実演を見学しましたが、そのコーナーは撮影禁止でした。
オートマタが取る荷物の番号当てクイズがあり、当たった方にはプレゼントがありました。
私はハズレてしまい残念!
プレゼントは小さい袋で中身は何かわかりません。
お茶を入れて飲むジェシカおばさんは、腕や目や口元が動き、ポットから本当のお水がチャーっと注がれます。
お水が口に入った様子はないのですが、1滴もこぼさずエンドレスに注がれて飲み続ける仕掛けにビックリ!
タネあかしはこちら。
↓
カップに注がれた水は高低差を利用して腕の中を通ってポットに戻るのですって!
ダンナも私もこういったものが大好きなので「野坂オートマタ美術館」は充分楽しめました。
館内には10席位のカフェと、ミュージアムショップが併設されています。
ホテルや観光案内所などあちこちに割引券があり100円引きの900円になります。
私もホテルで割引券付きの案内をもらってきました。
入館する時に「割引券あります」と鞄をガサガサ探してしていたら、「良いですよ〜」と言って900円にしてくれました。
少しゆるくて温かいおもてなしの「野坂オートマタ美術館」、メカニカルな職人技にふれてみたい方は是非どうぞ。
さてこの後は箱根仙石原に向かいもう1泊しました♪
つづく
>>リ・カーヴ箱根のツインルームに宿泊しました
伊豆方面の旅行記をまとめています
>>「 伊豆方面 」 一覧
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