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父の入院3週間〜担当医からの説明に驚く

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こちらのつづきです
>>親の入院や介護にはキーパーソンが必要だった

高齢な父の件で、お医者様から説明があり聞いてきました。

延命措置のことかな?とうすうす感じてはいましたが、それ以上のお話が伺えて、複雑ではあるが先が見えた感じです。

※以降文章の敬称をはぶきます

医者からの現状説明はこんなことでした

ナースステーションの一角の机、パソコンが置かれたスペースに通されました。
医者の説明は下記の内容でした。

●嚥下(えんげ)が悪く、食事が口から出来なくなりつつある。
※嚥下と言うのは口の中の物を飲み込むことです。

●食事量が5割を下回り、点滴を1本投与しているが、体力が落ちている。

●痰の吸引を1日2〜3回行っている

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延命措置についての確認はやはりあった

口から食事が出来なくなったらどうするか?ということについて説明をされました。

●高カロリー点滴というものがあり、お腹のあたりから入れる。

解らなかったので「胃ろうとは違うんですか?」と質問しましたら違いました。

●胃瘻(いろう)は胃に管を通して直接栄養をいれる。

父本人の希望もあり、これらの延命措置は望まないことを伝えました。

具体的に「本人の希望で切ったり刺したりはもうしない」という言葉を使いましたら、そのことを先生がメモしました。

かなり突っ込んだ質問をしてみました

「何が何でも3ヶ月で退院してくださいと言われて入院しました。1年の間に病院や施設をあちこち転がり、今も次の場所を探して姉と奔走しています」

最初にこの事を医者に伝えてから、
タブーかも知れないけれど1番聞きたいことをぶつけてみました。

以下医者との会話です。

「先生、ここからは長いんですか?」

すると医者が真っ直ぐ顔を向けてこう答えました。

医者「長くないと思います」

「長くないと言うのは命が終わるという意味ですか」

医者「口から食べられなくなった場合、点滴だけの投与になります。その時には1日に2本になると思うが、点滴だけだと3週間位でしょう。」

(その点滴も辞めてしまえば早く楽になるのかなぁ・・と思い)

「その点滴は本人の苦痛を和らげることになっているのですか?」

医者「そう思います」

「点滴をすることで痰が多くなるということはありませんか?」

(最近父のことをネットで色々検索して読んだのです)

医者「それはないです」

「とにかく苦痛がないようにしてあげたいです」

医者「下手な医者がすればそういうこと(痰がふえること)もあるかも知れませんが大丈夫」

苦痛を和らげる段階を追って、一切の措置を辞めたら3日という話でした。

「それでは最後まで先生が看てくれるんですか?
もう父を他に連れて行ったりしたくないです。
先生、ここで父を最後まで看取ってもらえませんか?」

医者「私やります」

正直、ここまでの話ができるとは思わなかったです。
半信半疑で更に聞きました。

「それじゃあ、もう姉と次の病院とか探すことをしなくても良いんですね?
先生がこちらで最後まで看てくれるんですね!」

医者「わかりました」

こんなにハッキリ答えたのです。

うわ〜ん、本当にそうなの?

・゚・(ノД`;)・゚・

父は顔色も良く、普通に話しが出来るので「長くはない」なんて全然ピンと来ません。

この後、作業療法士、言語聴覚士などスタッフからも話を聞いてくださいという事でした。

それが大変・・おとなしい姉が思わず叫びましたのです!
長くなるのでまた書きます。
こんなお話なのでお嫌な方はスルーしてください。

つづきはこちらです
>>医者とソーシャルワーカーのねじれ現象に不安

父が入院してからのお話をまとめています
>>独り暮らしで高齢な父が入院した後のできごと

コメント

  1. 黒猫 より:

    お久しぶりです。

    みみこさんのお父様を取り巻く現状の一つ一つが先日までの自分が経験した事、お気持ちよくわかります。お辛いですね、、、お父様本人も弱くなってきたご自身のお体の事をわかってらっしゃるでしょうし、、、まずは主治医の先生の意見が通ってそのまま置いて頂けるとありがたいですがどうなるのでしょうか。経験豊富なソーシャルワーカーさんでしたら、看取りできる療養型病院を探して下さることかと思いますよね、、、それとも世の中看取り病院さえも満室で足りなくて紹介出来ないのでしょうか?   伯母は八月に逝きました。今は解放された中にある寂しさとつきあっています。今まで三人の老後のお世話をさせていただきましたが、三者三様、色々でした。自分の時はどうなるのか、AIか外国人の介護士さんに世話になるのか、ポックリと逝くのか、安楽死の希望が通るか等々、そんな事もこのごろは思える時間ができました。亡くなった後の諸々も大変でしたので、、、、
    事態が良い方へ向かわれますように。

    • みみこ より:

      黒猫さんへ
      こんにちは。
      伯母様の件お疲れさまでした。
      後のことも本当に大変ですよね。
      お三方の老後のお世話とはすごいですねえ。
      自分の実家どうするを考えただけでも途方に暮れます。
      いつもそうですが、悩んでも仕方ないので
      目の前に起きることを1つ1つやっていくしかないですね。
      ブログが暗〜くなっておりますが読んでくださり感謝です。
      お気遣いいただきありがとうございます。